• 戸田市の地域課題をハッキングで解決する!?

Facebookページにも紹介していますが、私たちについての説明です。戸田市でのエリアを活動場所にしていますが、一応、Code for Japanという大きなネットワークの参加に所属しています。selfman

Code for TODAとはどんな組織でどんな活動をしているのかとよく尋ねられることがありますが、大風呂敷を広げるとその原型はアメリカのCode for Americaの提唱しているオープンガバメント(開かれた行政)を目標にするIT系の人間のNPOだといえます。
参考にその詳しい内容のインタビュー記事を紹介しておきます。http://wired.jp/2013/10/21/code-for-america/

もちろん、日本にも広がっている各地の「Code for 地名」はそれぞれの地域ごとの課題をどうとらえ、どう解決するかの手法は各地の組織や団体の任意、自発的な活動によって作られるので、その地域課題や組織を支えようという多くの市民の力によっても変わってくると思います。私たちも参加しているcode for SAITAMAは、立正大学の後藤先生たちの実績でさいたま市との協働型マッチングといった助成金でかなり大きなイベントに参画したり、行政のIT政策的部門とのコラボも実現しています。

私たちのベースは13年前結成した、同じようなコンセプトで戸田市の電脳計画を商工会IT研究会や市内のゲームプロダクション、プログラムメーカなどのSOHO事業者が土台の戸田市SOHOデジタル事業協同組合が解散するに当たり、この新しい取り組みを戸田市内でも少しでも残せないかという思いで、先進的ないくつかの試みをやってきた自負心もあり、再結成のような形も含めて今度はもっとゆるゆるとした感じでスタートしたところです。

以前は企業組合といったビジネス系が優先でしたが、今回はどちらかというともうちょっとのんびりと子どもたちから楽しみながら挑戦しようと、ある意味、成果は未来の地域づくりでもいいという気長な気持ちもあります。地域社会でのICTのお助けマンになれればいいな、というところでしょうか?これは私の個人的な思いであり、当然、賛同する若手のITエンジニア―や集まる子供たちをどちらかというと支援する側の、引退まじかのお爺ちゃんの意見ですが。

だから極端なことをいえば、これからどうなるかは、むしろこれから集まる、メンバーによってどう進むかがわかるのだと思っています。今回、その意味でもプログラマーの伊藤さんが代表となって若い感覚でのビジョンや活動を期待もしているところです。だからぜひ、気軽に参加していただければと思います。

これからの物作りは、勝手に企業や作る側だけの意見で行くのではなく、プロダクト側とコンシューマー(消費者)側とのコラボレーションだといわれてから既に10年にもなりますが、まさにその仕様をつくるのに何年もかける現在のようなプロシューマー型をもっとスピードアップできるスタイルを一緒に考えていければいいなと思います。

そのためのアイデアソン(アイデア+マラソンからの造語)やハッカソン(ハッキング+マラソンの造語=その場でプログラミングして、見本版の原型まで作ってしまうというやり方)など、色々な手法も提案できれば面白いでしょうし、地域を見直す「マッピングパーティ」などの企画も考えたいと思っています。

とりあえず、説明というより基本的な理念、方向といったところになってしまいましたが、NPOといえども持続的になる事業化や組織運営、経営感覚も、また行政との協働のスタイルも大事であり、そのための共有すべきコンセプトづくりからのスタートだという意味で書かせてもらいました。まずはご参考までに。(ご意見などあればお寄せください)