• 戸田市の地域課題をハッキングで解決する!?

先週の17日(土)上戸田地域交流センターを会場に、今年最後になる子どもプログラミング講座のワークショップを実施しました。定員15名の少人数開催でしたが、飛び入りも含めて子ども17名参加の大盛況のうちに終了となりました。ありがとうございました。

これは、知り合いの一般社団法人地域公益推進機構(和光市)が、独立行政法人国立青少年教育振興機構の「平成28年度子どもゆめ基金」助成事業を実施するのに協力してくれないかということから、全面的に私たちが実施、戸田市教育委員会が後援をしてくれるということで「楽しいプログラミング・戸田会場」というイベントになりました。

全くの初心者16名ということでしたが、比較的中・高学年の小3~6年生が多かったせいか、黙ってどんどん先に進めていく感じで、ある程度アクティブラーニング方式が採用できる素地があるのかもしれないという来年への期待が持てるワークショップとなった気がします。それとも教育委員会経由で学校でチラシを配布していただいたせいで、かなり自律的にプログラミングに興味のある子供たちが多かったのかも知れません。今回は時間配分がうまくいかずお互いの見学や講評といったクロージングができなかったのですが、6年生の女子の一人などかなり完成度の高いものも見受けられました。

チラシ配布では時間がなく開催日の週に配られたので定員に達するか少し不安でしたが、上回る人数が受付、質もよい生徒たちが参加で、今年度スタートして述べ200人近い子供たちが私たちのワークショップで、文科省の「プログラミン」学習体験をしたことになります。その意味でも当初の計画、役割は十分に果たしてきたと思います。来年はもう少しメンバーを固定してのレベルアップや継続的学習をどう行えるか。例えば有料スクール形式で受益者負担でも行えるのかなど、次のステップの課題を検討する時期になりそうです。

今回、わずかですが助成金事業ということで有償ボランティア分などの寄付もあり、この会場での難点のパソコン台数の不足を補うべく、中古のノートパソコンも購入し、全てを無線LANでつなげることができましたが、そのせいか、回線が細いのかスタート時のダウンロードに時間がかかるなど、環境整備の課題も見えてきました。

また、Code for TODAとして、この子どもプログラミング学習推進だけでなく、地域を知るマッピングパーティやその他のIT活用での地域課題解決のアイデアをどうするかなど、大人が語り合い、勉強するイベントなども来年への抱負として、夜の「望年会」では話し合われました。今回はいつものメンバー2、3人が所用や風邪ひきのため参加できず、残念ではありましたが、反対に若くてプロのSEのイケメンが初参加で平均年齢が一段と下がりそうです。

以上、今年最後のイベント報告でした。皆様、よいお年をお迎えください。(Y)


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